神秘の湯 渋温泉 登録有形文化財金具屋『千と千尋の神隠し』の聖地巡礼

宮崎駿監督の代表作の一つ『千と千尋の神隠し』の湯屋のイメージとして参考にされた聖地、長野県渋温泉の金具屋に電車で訪問した際の備忘録です。

そろそろ温泉に入りたくなる時期ですが、普段運転されない方が積雪地域を車で訪れるのは危険極まりないです。私も日本にいたときは年に1，2回しか運転しないペーパードライバーだったので、電車で訪れる方の参考になれば本望です。

昭和初期の歴史的建築が今なお残る金具屋は1758年開業。今年が260周年です。語り出すときりがない金具屋の歴史や温泉については、ぜひ宿泊された際に当主の方が案内してくださる宿内を巡るツアーに参加して実際に体感してみてください！

金具屋の最寄り駅は、JR長野駅から発着している長野電鉄の終着駅「湯田中」です。最寄駅から長電バスで約10分、「渋温泉」もしくは「和合橋」下車徒歩2分です。

ただ、おすすめは14時40分以降に湯田中駅に到着する電車に乗車される場合は、JR長野駅で乗り換える際に、宿に電話でお願いすると送迎バスを手配してもらえますので、ぜひご利用ください。

私は、お宿に行く前に善光寺に寄り道していたので、善光寺を出て駅に向かう途中で電話しました。わがままを聞いてくださり、その節は大変お世話になりました。。

宿泊したのは最も狭い部屋の一つでしたが、それでも歴史を感じることができる内装で美味しいご飯にも舌鼓を打ち、大満足でした！

お食事を頂く大広間の格子天井です。

当時の大工さんたちのお写真をパシャリ。

お宿からタクシーで15分くらいの場所に、野生の猿が温泉で暖を取る珍しい風景が楽しめる「地獄谷野猿公苑」がありますので、ぜひお立ち寄りください。海外のガイドブックに掲載されているせいか、外国人の方々でにぎわっていました。

駐車場から野猿公苑まで雪が残る足場の悪い道程を10分以上歩きますので、スニーカーなどの歩きやすい靴を履かれることをお勧めします。