【The Economist |要約】2019年大予想
ポピュリストの台頭、世界経済の脆弱さ、緊迫した市場、米中間の貿易戦争、テクノロジー企業が招く苦悩などを背景に、2019年は不安定な年になりそうだ。
The Economistのジャーナリストらによる12のポイントは以下の通り。
1.景気後退:アメリカ、中国、ベネズエラ、イタリアなど。インドやシリアは好調
2.市場収束:米国外企業は好調予想、米国企業の株価市場は正念場
3.民主主義与党選挙:世界人口の3分の1以上を占める国々(インド、インドネシア、ナイジェリア)で選挙が実施される。自由主義終焉への第一歩になるという声も
4.英国EU離脱:Brexit反対の声が増加。EU新体制への移行
5.中国“X9年”:五四運動100周年、天安門事件30周年と縁起の悪いことが起きている
6.偉人への再注目:ガンジー生誕150周年、レオナルドダヴィンチの死後500周年
7.月面旅行:アームストロングの月面着陸から50年が経ち、再び脚光を浴びている月。NASAによる宇宙の最果てへの挑戦も続く
8.テクノロジーの進歩:AIや顔認証技術の向上、シリコンバレーは絶頂期を迎え、巨大IT企業は規制圧力と対峙
9.ビッグカルチャー:ニューヨークのThe ShedやベルリンのHumboldt Forum
10.統計が示す転換点:世界人口の半数がオンラインに、インドのGDPが英国越え、ナイジェリアの人口が2億人突破、米国ではミレニアム世代がベビーブーマー世代を抜き最大の世代に
11.ソーシャル文化の浸透:菜食主義、Slow Social、同性婚
12.トランプ大統領の戦い:ねじれ状態にある議会
(以下省略)
原文はこちら
<語彙>
wobbly: ぐらぐらする、不安定な
jittery: 神経過敏の、緊迫している
angst: 不安、苦悩
intriguing: 興味をそそる
takeaways: 要点、ポイント、留意点
flirt with: もてあそぶ、気軽にやってみる、急激な動き
recrimination: 逆襲
intensify: 強める、激しくなる
clutch: ピンチ (in the clutch: いざというときに)、手中
limelight: 注目の的 (in the limelight: 脚光を浴びて)
amid: の真っ最中に