【永久保存版】アメリカのトイレが詰まった時の対処法
アメリカのトイレはよく詰まる。日本のトイレに慣れている日本人ならではの悩み、そして非常事態の対処法をお伝えします。
我が家はこれまで、5回ほど詰まったことがあり、アパートの管理センターに問い合わせて翌日には配管工の方に対処してもらったこともありますが、ほとんどの場合は自分で修理(?)しています。
今回は様々な方法を試した結果、最も効果的かつ効率的、経済的な対処方法を共有させて頂きます。
まず、詰まらせないことが一番の対処法なので、アメリカのトイレが詰まる二つの原因を分析。
一つは、アパートやタウンハウスにお住いの場合、階数にも影響されますが、「水流の弱さ」。もう一つは、「トイレのパイプ形状」。こんなにうねっていれば詰まるのも納得です。
対処法として一番のおすすめは「スッポン」です。アメリカでは「plunger」と言います。ターゲット等のスーパーで売っています。
使用方法はみなさんご存知だと思いますが、スッポンは水の圧力で詰まったものを奥に押し込むことで詰まりを改善する効果があります。
何度か押し込んだ後、便器の水位が下がってくれば再度水を流してみましょう。これでもダメなら。。
次の手は、「お湯」です。便器は陶器なので熱湯を流すとひび割れてしまいますのでご注意を。60度程度のお湯でも十分熱による詰まりの改善効果があると思います。
お湯を流し込んだら、スッポンが手元にあれば、再度お湯を奥に流し込むように何度か押し込みましょう。それでもだめなら、とうとう最終手段です。
我が家で勝率100%を誇る最強にして最後の手段。それは、「重曹」と「酢」による化学反応の力です。
Kroger等の大手スーパーで売っている料理用の重曹(baking powder)と酢(vineger)を使います。
どちらも料理によく使うと思いますが、常備しておくとトイレ以外の掃除にも有効活用できますよ!
この二つをトイレに流し込むのですが、混ざると二酸化炭素の泡がモコモコと発生します。どちらが先でもよいのですが、重曹が先の方が、お酢の量を調節して泡の具合を確かめられると思います。
重曹はアルカリ性の粉末で研磨作用もあり、油汚れなどの酸性の汚れを落とします。他方、お酢は酸性なので水垢などのアルカリ性の汚れに強いです。この二つを流すことで、酸性でもアルカリ性でも泡の力も相まって詰まりを取り除くことができます。
コツは、この魔法の粉と液体が詰まりの原因である便器のパイプの奥まで届くように、あらかじめ便器の水位をできるだけ下げておくことです。
そのほかにもいくつか面倒な方法も試しましたが、上記の方法が簡単な割に効果が大きいと思います。
有料のサービスを利用する前にぜひ一度お試しください!
もっと効率的な方法があるという方はぜひ、共有のほど宜しくお願いします。